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【Dr.EAA】 EAA以外の成分紹介「カフェイン」について

コラムをご覧いただきありがとうございます!
Dr.トレーニングプラス 理学療法士の善積美直です。


私は、過去に理学療法士として病院での勤務をしておりましたが、 生活習慣病による様々な病気で身体に障害を負ってしまった方と携わってきたのをきっかけに、 「予防医学」をトレーナーとして多くの方に伝え、「健康な人を増やしたい」という想いで、 現在トレーニング指導やサプリメント開発をしております。

今回は、Dr.EAA「MOVE MAKE」の成分に含まれる「カフェイン」から得られる恩恵についてお伝えしていこうと思います!

カフェインとは?

カフェインやコーヒーや紅茶・お茶などの食品に多く含まれており、アルカロイドという化合物の一種です。普段、朝や仕事中などの眠気覚ましとして飲まれている方も多いのではないでしょうか?今回はこのカフェインの効果や恩恵について詳しく説明していきます!

カフェインの効果

①覚醒作用

カフェインにはいわゆる「覚醒作用」があります。眠気覚まし目的でコーヒーやエナジードリンクでカフェインを摂取されている方が多いのではないでしょうか??
カフェインが疲労物質と言われる「アデノシン」という抑制性神経伝達物質の働きを阻害することで、興奮性神経伝達物質の働きが優位となり、覚醒状態となります。
またカフェインによる覚醒作用を最大に受けたい場合は、疲労や眠気を感じる前にカフェインを摂取しておく事で効率的に覚醒作用を発揮できます。

②脂肪分解作用

脂肪分解作用は、「①覚醒作用」でご説明した「アデノシン」が関係しています。 アデノシンは「ノルアドレナリン」の働きを抑制します。ノルアドレナリンは脂肪分解酵素のHSL(ホルモン感受性リパーゼ)を放出する働きがあります。
カフェインによってアデノシンの働きが抑制するということは、ノルアドレナリンの分泌量が増えて、脂肪分解が促進されます。それがカフェインの摂取のより脂肪分解が起こるメカニズムです。

③利尿作用

カフェインには利尿作用がありますが、そのメカニズムとしては、尿を作る役割である腎臓が大きく関係しています。カフェインによって、腎臓で行われる体内への水分の再吸収を抑制することで利尿作用が起こります。
日常の中で利尿作用を促すメリットとすれば、「アルコールを摂取した時」です。酔いを覚ますという点ではアルコールを体外へ早めに排泄するということが大事になります。アルコール摂取前・中・後にカフェインを摂取することで酔い覚ましになります。
注意点として脱水には注意が必要なので、アルコールとセットで水分を多めに摂取するように意識しましょう。

④筋タンパク質合成促進

筋タンパク質の合成を活性化する経路にmTOR経路があります。EAAに含まれるロイシンはこのmTOR経路に働きかけ筋タンパク質合成を促進しています。
カフェインもこれと同様にmTOR経路に働きかけ、筋タンパク質合成を促進する効果があると言われています。


まとめ

今回はカフェインの効果についてお伝えしていきました!
カフェインにはこんなにもたくさんの恩恵があるので、目的に応じて活用していくと良いでしょう。しかしカフェインは摂取量に気をつける必要があります。
基本的にカフェインの摂取量上限は400mgです。基本的にこの量を越えなければカフェインによる毒性はないです。しかし人によってカフェインの感受性の違いもあるので、体調を見ながら摂取量は調整していきましょう。

Dr.EAA 「MOVE MAKE」には153mgのカフェインが配合されています。コーヒーやエナジードリンクなど同じカフェインでも、「Dr.EAA MOVE MAKE」はコーヒー約2杯分のカフェインに加え、「EAA・クエン酸・ビタミンC」が同時摂取出来るという点で非常にお勧めです!
逆にカフェインが苦手・飲めないという方は「STYLE MAKE」を取り入れる事もお勧めしています!

ぜひお試しください!!



[筆者]  Dr.トレーニングプラス 事業部責任者 
善積 美直

保有資格
 ・理学療法士
 ・栄養コンシェルジュ2つ星

[監修] 株式会社Drトレーニング代表取締役 
山口元紀

保有資格
 ・BOC ATC (全米アスレティックトレーナーズ協会認定トレーナー)
 ・NASM-PES (全米スポーツ医学協会認定パフォーマンス向上スペシャリスト)
 ・PRI Myokinematic Restoration
 ・PRI Plelvic Restoration
 ・IASTM
 ・NKT
 ・SFMA
 ・BTS
 ・保健体育科教員免許

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