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【Dr.EAA】 EAA以外の成分紹介「クエン酸」について



コラムをご覧いただきありがとうございます!
Dr.トレーニングプラス 理学療法士の善積美直です。



私は、過去に理学療法士として病院での勤務をしておりましたが、
生活習慣病による様々な病気で身体に障害を負ってしまった方と携わってきたのをきっかけに、 「予防医学」をトレーナーとして多くの方に伝え、「健康な人を増やしたい」という想いで、 現在トレーニング指導やサプリメント開発をしております。

さて、今回は外出自粛により、生活様式も大きく変わった今、新型コロナウイルス対策も踏まえ、どんな栄養を摂り入れた方がいいのか?
という視点でコラムをお届けしていこうと思います♪

クエン酸とは?

クエン酸といえば、柑橘類や梅干しなどに含まれる成分というイメージの方が多いのではないでしょうか??

クエン酸は柑橘類や梅干しの中に食品に含まれる酸味成分の一種で、次の章で詳しく説明をしていきいますが、
私たちの体内でエネルギーを生成する際に必要な成分で、疲労回復に効果のある成分として知られています!

クエン酸の効果

では次にクエン酸の効果について詳しくご説明していきます。


①エネルギー産生効率のアップ

クエン酸は、私たちの体内において摂取した食べ物から、身体を動かす・頭を働かせるなどのエネルギー源を効率よく生成する際に必要な成分です。
私たちの体内でエネルギーを作り出す仕組みを「クエン酸回路」と呼びます。
クエン酸回路はスムーズに回すことで、効率よくエネルギーを体内で生成することができます。
クエン酸はクエン酸回路をスムーズに回す為の着火剤として働きます。

②疲労軽減・筋肉痛軽減効果

普段、私たちの身体は弱アルカリ性の状態を保っていますが、疲労が溜まることで酸性に傾きます。
この原因として、体内でクエン酸回路が効率良く回らなかったことにより、ブドウ糖が分解された後の残骸として、疲労物質である乳酸が蓄積することで疲労や筋肉痛が生じてしまいます。
クエン酸回路が効率良く回ることで乳酸の蓄積を軽減できるので、疲労軽減や筋肉痛の軽減につながると言われています。
クエン酸回路を効率良く回すためには、クエン酸が必要です。

③キレート作用

現代人が不足しやすいカルシウムなどのミネラルは、単体では体内で吸収されにくい栄養素と言われています。
しかしクエン酸と一緒に摂取することで、クエン酸がミネラルを包み込み、吸収を助ける働きがあるため、ミネラルの吸収促進効果があると言われており、これをキレート作用といいます。
よくサプリメントの原材料でも「クエン酸カルシウム・クエン酸マグネシウム」などの表示がよく見られますが、これは吸収率をアップさせるためにカルシウムやマグネシウムをクエン酸でキレート加工しているのです。

クエン酸と一緒に摂ると良い成分は?

①ミネラル
上記の「クエン酸の効果」の部分でお話しした「キレート作用」という点で、ミネラルとクエン酸はセットで摂取するとミネラルの吸収率アップに繋がります!

②ビタミンB郡
ビタミンB郡は体内の代謝に非常に関与しており、3大栄養素をエネルギー化するという代謝にビタミンB郡は必要不可欠です。
ビタミンB郡が不足すると、疲れやすいなどの症状も出やすいです。
上記の「クエン酸の効果」の部分でお話しした「クエン酸回路ではクエン酸が効率的なエネルギー産生のためには必要」というお話をしましたが、ビタミンB郡も同時に必要になります。
クエン酸とビタミンB郡は一緒に摂取することで効率の良いエネルギー産生の実現により疲労軽減などにも繋がっていきます!!



 

まとめ

今回、Dr.EAAに含まれる成分のクエン酸ついてご説明をしていきました。

2021年8月から販売がスタートする「Dr.EAA STYLE MAKE」には、「ビタミンB郡、ビタミンD・E、ミネラル(亜鉛・鉄)、クエン酸」などEAA以外に12種類の栄養成分が含まれたEAAが販売されます。

今回のコラムでお伝えした「クエン酸と一緒に摂ると良い成分は?」という話でも、クエン酸・ビタミンB郡・ミネラルは非常に相性が良い成分になっておりますので、是非日常の中で取り入れてみてください!

 

 

[筆者]  Dr.トレーニングプラス 事業部責任者 
善積 美直

保有資格
 ・理学療法士
 ・栄養コンシェルジュ2つ星

[監修] 株式会社Drトレーニング代表取締役 
山口元紀

保有資格
 ・BOC ATC (全米アスレティックトレーナーズ協会認定トレーナー)
 ・NASM-PES (全米スポーツ医学協会認定パフォーマンス向上スペシャリスト)
 ・PRI Myokinematic Restoration
 ・PRI Plelvic Restoration
 ・IASTM
 ・NKT
 ・SFMA
 ・BTS
 ・保健体育科教員免許

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